海上自衛隊の有事演習計画と愛媛県警取調マニュアルとどちらが機密性が高いか
今日の朝日新聞朝刊に、海上自衛隊の03年11月の軍事演習の資料など3000点がウィニーを介して流出したことが報じられていた。これはこれで大変な失態だが、海上自衛隊はこの情報流出の事実を認め、問題の軍事演習の資料などの「秘」指定も解除したとのことである。
これを見て思うのは、同じくウィニーを介して流出した愛媛県警「取調マニュアル」について衆議院法務委員会で野党議員に事実確認を求められた際の、安藤隆春・警察庁長官官房長の答弁である。「この流出した資料の具体的内容を明らかにするということは、やはり資料の検索を容易にして、情報の拡散を招くおそれがございます。また、ネット上に流出した情報の真偽を認めることにつながると考えておりまして、答弁は差し控えたいと思います。」
マニュアルに絵に描いたような自白強要の手口が書いてあって不都合だからといって、たかだか県警の取調マニュアルである。海上自衛隊の作戦計画より機密性が高いとでも言うのであろうか? ことほどさように、警察というのは市民も国会もなめてかかるものである。
代用監獄の恒久化をねらう未決拘禁法案は、今日の参議院本会議で趣旨説明がなされ、いよいよ審議入りした。参議院では愛媛県警「取調マニュアル」を本物と確認したうえで、その内容について本格的な議論をしてほしいものである。
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